メディア掲載情報

医療法人唐虹会 虹と海のホスピタルに関して、雑誌などのメディアに紹介された記事を掲載しています。

RKB今日感ニュースで、当院が紹介されました!

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1/21(木)のRKBニュース特集で、当院が一部紹介されました。
心の悩みを持つ方が少しでも相談に訪れやすいように・・・という取り組みをご紹介いただいています。

 

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「精神科の病院」と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?「ストレス社会」とも言われる中で、今、精神科の病院をめぐる環境は、大きく変わってきています。

病院の新しい取り組みを取材しました。

佐賀県唐津市にある8階建ての建物です。

看板はありません。

●高藤記者
「映像では、ちょっとお伝えできないんですけれども、この建物の中、レモンですとか、オレンジですとか、そういったかんきつ系のいい香りが漂っています」

アロマオイルの香りが漂う吹き抜けのロビーを抜けて、最上階に上がりました。

ベッドやテレビが備え付けられた個室です。

大きくとられた窓からは、唐津の自然が一望できます。

同じフロアには、大浴場もあります。

宿泊施設のようにも見えますが、実は、ここ、「精神科」の病院です。

心を病んだ人たちが治療を受ける医療施設で、4年前に建て替えられました。

●虹と海のホスピタル・進藤太郎副院長
「自分だったり、自分の身内の人が入院すると考えた時に、『こういう環境がいいだろうな』というようなものを少しイメージして」

建て替える前の病院です。

色のない無機質な空間。

鉄の扉に、鉄格子もあります。

病院全体に、冷たく重い雰囲気が漂っていました。

新しくした病院では、木材をふんだんに使い、柔らかな優しい色使いにしています。

主に、うつ病適応障害などを対象に、「ストレスケア病棟」も新設。

多くの患者が、医療費とは別に差額ベッド代が必要になる個室を希望するといいます。

栄養管理という病院食の制約の中でも、盛りつけや器で華やかさを演出します。

精神科の病院に持たれがちな「収容施設」のイメージを一新することで、受診をためらう人を減らしたかったといいます。

●虹と海のホスピタル・進藤太郎副院長
うつ病とかを例に挙げてもですね、あまりひどくなってからだと、今度、自殺とか、社会問題につながるようなリスクもどんどん高くなっていきますので、そういう不幸な結果になる前に早めに病院にきていただいて、適切な治療を受けていただくということがすごく大事なんじゃないかなと思っています」

近年、精神科を受診する人は増加していて、特に、うつ病などストレスによるとみられる精神疾患で病院を受診する人や、若い世代が目立つようになりました。

一方で、国は、早期の社会復帰や医療費の削減を目指し、精神科病院のベッド数を大幅に減らすことを目標にしています。

治療の形は、年単位の長期入院型から、数か月で治療を終えるスタイルに変わりつつあり、こうした社会状況の変化が、建物の変化に現れています。

 精神科の分野では、近年、副作用の少ない薬が多く開発され、以前に比べ、治るケースや症状が落ち着くケースが格段に増えてきました。

誰もがかかる可能性のある心の病。

まるでホテルのような病院は、受診をためらう人に「早い段階で治せる」機会を広く提供する場につながるのか、新たな試みが始まっています。

※スタジオ※

●池尻キャスター
とても落ち着いた空間で、これまでのイメージをくつがえすような精神科病院ですよね。

●坂田キャスター
そうですね。

個室は、差額ベッド代がかかるんですが、それ以外は、一般の医療費と同じ保険診療で行われます。

●川上キャスター
精神疾患に対する偏見もなくなるといいですね。