企業向け研修~佐賀新聞で紹介されました
先日開催した企業メンタルヘルス研修の様子が、佐賀新聞に掲載されました。
当院の橋本医師と、伊藤認定看護師が、うつ病と「自殺との関連」、「会社ができるサポート」、「医療機関の利用の仕方」などお話させていただきました。質疑応答ではたくさんの質問をいただき、改めてご参加された方々の関心の高さを実感しました。
今後とも、このような研修会を通じて、働く人のうつへの理解とサポートを広げていけたらと願っております。
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佐賀新聞(平成25年9月11日)記事より
「うつ病防ぐ職場に」精神科医 企業向け研修
(唐津市)唐津市の精神科医院「虹と海のホスピタル」が9日、唐津市高齢者ふれあい会館で企業担当者向けのメンタルヘルス研修会を開いた。市内は自殺者が年間35人前後で推移し、人口比では県内10市で最も高いこともあり、担当医が「うつ病には自殺リスクがある。食欲がなかったり、睡眠不足、慢性的な疲れなど兆候がみられれば、受診を呼び掛けて欲しい」と訴えた。
同医院は4月から、県内の病院で初めて、うつ病患者の復職支援プログラムを始めた。企業向け教室は今回が初開催で、14企業の総務担当者らが参加した。
同医院の橋本雄二医師は、精神障害にかかわる労災申請が増加傾向にあることを指摘し、「従業員のうつ病発症には人材喪失や訴訟リスクだけでなく、職場のモチベーション低下につながる。上司のパワハラや残業続きの多忙な職場を改善してほしい」と語った。